【ライフコンシェルジュ】マルチの勧誘をされた話
きっかけは元バイト先の女性から
大学生時代のバイト先(オーナーが蒸発した店ではない)のアルバイト友達の女性から、
「いい副業あるんだけど興味ある?」というニュアンスの誘いがあった。
その女性は良くも悪くも”いい人”で、純粋だった。
彼女は自分の専門学校の学費を全て自分のバイト代でまかなっており、今思えば少しでも生活を豊かにするための手段だったかもしれない。悪気はなかったと思いたい。
初めてのマルチ勧誘 少し楽しみ
話の流れやニュアンス的に、マルチの勧誘であることはほぼ確信していた。
そして、「尊敬する人も同席して説明する」ということでいよいよマルチが確定した。
私は最初っから冷やかしのつもりで参加したので、どんなからくりで勧誘されるのかとても楽しみであった。
説明がガバガバすぎて笑ってしまった
私が勧誘を受けたのはタイトル通り【ライフコンシェルジュ】だった。
今は爆散しているらしいので詳しくは調べてみてほしい。
当時は検索してもあまりヒットしなかったため、割と新しめのマルチだったようだ。
ご丁寧にタブレットに資料を用意してくれていて、とても楽しかった。
・創設者の方がとてもすごい人
・私は20代で持ち家を手にした
・早期会員募集中で、早くしないと締め切られてしまう
という何とも知性も品性もない説明を受けた。
よくこんな説明で人をだませるな、とむしろ感心した。
ライフコンシェルジュのサービス内容とは
その時受けた説明では、「人生のコンシェルジュをしてくれる」というものだった。
旅行に行くときの新幹線や宿の予約(割引アリ)、親の介護や見守り、といった内容だ。
そしてそのサービスの対価として、うろ覚えではあるが一口10万円~(プラス年会費)くらい要求されたのを覚えている。この時点で笑いをこらえるのに必死だった。
高すぎるだろ。
明らかなマルチ要素
そしてこの会員は、自分が新しい人を会員にするとその入会料の一部がキャッシュバックされていくらしい。一口10万円でも、4~5人入会するとプラスになりますよ~ということだ。これは明らかにマルチ商法である。
「これってマルチじゃないですか?」と聞いてもその時は無限にはぐらかされた。
天下のAmazonと張り合おうとしていた
私はその”尊敬する人”に「この内容でこの値段は高すぎませんか?こんなサービスに人が集まるんですか?」と質問した。
すると彼は「ライフコンシェルジュはAmazonプライムを超えるサービスになる」
という大胆不敵すぎるアンサーを返してきたのだ。
この時点で私はギブアップした。これ以上は真顔で聞ける自信がなかった。
結局、今は手持ちも少ないので溜まったら連絡します と言って飯代を奢ってもらって帰った。
そこそこ美味い飯と面白い話のネタができて充実した時間だった。
まとめ
美味すぎる話には必ず裏がある。
面白い話が聞けるので、似たようなシチュエーションがあれば読者の皆さんも参加してみればいかがだろうか。(なんか相談あれば聞きます)